BLESS COFFEE 京橋(ブレスコーヒー)|本格エチオピアコーヒーと昭和レトロが融合する東京の名喫茶
東京・中央区の京橋エリアといえば、国立映画アーカイブや老舗画廊が軒を連ねる、どこか落ち着いた文化の香りが漂う街だ。そのオフィス街の一角に、地元のビジネスパーソンや近隣住民、さらには遠方からわざわざ訪れるコーヒー愛好家たちを引きつけてやまない一軒がある。それがBLESS COFFEE(ブレスコーヒー)京橋だ。チェーン店の均質な空間とは明らかに異なる、手作り感あふれる昭和の喫茶店の雰囲気と、オーナーが自らエチオピアとの縁で磨き上げた本格コーヒーのこだわり。そのギャップがクセになる。
アクセス抜群の立地——京橋駅4番出口から徒歩わずか1分
BLESS COFFEEは東京都中央区京橋2丁目5-17に位置し、京橋駅(東京)から約64メートル、徒歩わずか1分という圧倒的な利便性を誇る。宝町駅からも徒歩2分ほど、銀座一丁目駅からは徒歩5分圏内と、複数路線からアクセス可能な点も見逃せない。
店は京橋駅の4番出口からすぐのところ、鍛冶橋通り沿いに面している。通勤ラッシュの合間に立ち寄るにも、ランチタイムの気分転換にも、この立地はこれ以上ないほど好都合だ。仕事帰りにふと思い出して寄れる距離感というのは、常連客を生む上で何より大切な要素でもある。
京橋の国立映画アーカイブの鍛治橋通りを挟んだ向かい側に店を構えており、界隈には画廊や文化施設が多く、アートと珈琲を両立させる散歩コースとしても楽しめる。休日の午後、展覧会を訪れた帰り道に立ち寄る——そんな使い方も十分に成立する。
2006年創業、エチオピアとの出会いが生んだコーヒーへのこだわり
チェーン店のように見えるが、オーナーがエチオピアでの出会いをきっかけにコーヒーにこだわる店として、2006年に開業した店だ。その創業の背景を知ると、店内に流れる空気の意味が少し変わって見えてくる。単なる「手頃なカフェ」ではなく、オーナーの個人的な旅と発見から生まれた場所なのだ。
京橋駅すぐの「BLESS COFFEE」では、エチオピアの森で育てた豆を焙煎したアンドロメダエチオピアコーヒーを提供している。エチオピアはコーヒーの原産地として知られ、野生種に近い環境で育った豆は独特のフルーティーさと複雑な香りを持つ。そうした豆へのこだわりが、このカフェのアイデンティティを形作っている。
コーヒーには、オリジナルブレンド、ドリップコーヒーリム、極上エチオピアコーヒーヤルガッチャフェをはじめ、カフェラテ、豆乳ラテ、フェモカ、エスプレッソなどを用意している。紅茶やコーヒーだけではなく、ミルクやコーヒーが苦手な人への配慮も感じられるラインナップだ。
昭和レトロな店内空間——パンダが見守る不思議な居心地
東京都中央区京橋にある、昭和レトロなコーヒーショップで、店内はパンダがいっぱいだ。聞くだけでは想像しにくいが、実際に足を踏み入れると、その独特な世界観に思わず顔がほぐれる。派手な装飾ではない。どちらかといえば素朴で懐かしく、どこか祖父母の家に帰ってきたような安堵感がある。
カウンター席やテーブル席が揃い、落ち着いた空間でくつろぎのひとときを過ごせる。広がる窓辺の景色を眺めながら、懐かしさと今らしさが混ざる雰囲気で、自分だけゆっくりとした時間に浸れる。一人でふらりと入っても居心地が悪くない。むしろ、一人客がしっくりくる空気感がある。
花に彩られた空間でゆったりと過ごすことができる。昭和の喫茶店的な素朴さと、花や植物が醸し出す柔らかさが同居する——そのバランスが、年齢を問わず幅広い客層を引きつける理由のひとつだろう。
フロア構成と分煙システム——快適さへの実用的な配慮
1階は完全に禁煙、2階は全席電子タバコ喫煙可能だ。また、2階には紙タバコ専用の喫煙室がある。喫煙・非喫煙の双方に配慮した設計は、特に昼食時に重宝される。オフィスワーカーの多いエリアでは、こうした分煙の徹底は集客に直結する。
2階へ上がると落ち着いた雰囲気で、なんだか長居ができそうな感じになる。電子タバコのみ対応のフロアとはいえ、においが広がりにくいため、アボカドチーズバーガーとコーヒーを合わせて1,000円ちょっと——ボリューム、味、お店の雰囲気、立地を鑑みると奇跡的な値段だという口コミもある。
充実のメニュー——モーニングから夜まで通える一軒
BLESS COFFEEの強みのひとつは、朝から夜まで飽きない幅広いメニュー構成だ。営業時間は平日7:30〜22:00、土曜は9:00〜18:00で、日曜・祝日は定休日となっている。朝イチのモーニングから、仕事終わりの軽い夕食まで、一軒でまかなえる懐の深さがある。
日替わりのカフェ丼などのセットや、チーズケーキなどのスイーツ、多彩な夜のメニューが好評だ。モーニングセットはハムたまごロールセットがシンプルで安くて美味しいと評判で、人気店なので席を取るのが難しいこともあるという声もあるほど。
ユーザー投稿のメニューには、あんバタアイストースト(605円)、キャロットケーキ(418円)、コーヒー(330円)、ツナメルト(698円)、ケーキセット(715円)、カフェラテ(356円)、ツナサンド(999円)、生パスタ各種(918円)、クロックムッシュ(680円)などが並んでいる。
「あんバターアイストースト」はSNSでもちょくちょく見かける人気メニューで、レジ横にはサンドイッチなどが並んでいる。目当てのメニューを事前に決めていても、実際にカウンターに立つと目移りしてしまう——そういったお店の構成が、リピーターを生む仕掛けになっている。
セルフ式の気軽さが魅力——気取らずに入れる喫茶空間
セルフ式のカフェで値段が安いのが良い、という口コミがある。一階は普通の座席と注文カウンターで、二階は加熱式タバコ限定の席になっており、昼休憩時はかなりの人気スポットだ。セルフ式というスタイルは、接客の煩わしさを感じたくない人や、短時間でテキパキ済ませたい人にとっては大きなメリットだ。
メニューが充実しているので通っても飽きないという声もあり、禁煙フロアと喫煙フロアで分かれているので使い勝手が良い、という評価も高い。常連になるための障壁が低く、初めての来店でも自然と馴染める雰囲気が根付いている。
ドラマのロケ地としても注目を集める存在感
地味ながら着実に知名度を高めているのが、メディアへの登場だ。ドラマ「だいすき!!」の第6話で、登場人物の沢田琴音がよく行くコーヒーショップとして「BLESS COFFEE 京橋店」が使われている。ロケ地としての使用は、その空間の絵になる魅力を証明している。昭和レトロの佇まいは、カメラを向けたくなるような独自の質感を持っている。
観光客やファンが聖地巡礼として訪れるケースも増えているという。ドラマの1シーンとして登場したことで、これまでオフィスワーカー中心だった客層に、新たな若い世代が加わった形だ。
周辺エリアとの相性——京橋を知れば、もっと楽しくなる
京橋には京橋駅や東京スクエアガーデン、コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション、東京国立近代美術館フィルムセンター等、様々なスポットがある。文化的なスポットと商業施設が混在するこのエリアは、歩くだけで東京の層の厚さを感じられる場所でもある。
この界隈は画廊が多く、目当ての画廊を探しているときに立ち寄るという使い方をする人も多い。ギャラリー巡りの合間にコーヒーで一服する——そんな洗練された過ごし方が、この街ではごく自然に成立する。BLESS COFFEEはそのちょうど良い「溜まり場」として機能している。
基本情報まとめ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 店名 | BLESS COFFEE(ブレスコーヒー) |
| 住所 | 東京都中央区京橋2丁目5-17 京橋SKビル1F |
| 最寄駅 | 京橋駅 徒歩約1分(4番出口)/宝町駅 徒歩約2分 |
| 営業時間 | 平日 7:30〜22:00/土曜 9:00〜18:00 |
| 定休日 | 日曜・祝日 |
| 電話番号 | 03-3563-5580 |
| 予算目安 | 〜999円(昼・夜ともに) |
| 喫煙 | 1階完全禁煙/2階電子タバコ可・紙タバコ専用喫煙室あり |
| 開業年 | 2006年 |
訪れる前に知っておきたいこと
人気店ゆえ、特にモーニングタイムや平日のランチ時間帯は混雑する。人気店なので席を取るのが難しかったという声もある。時間に余裕を持って訪れるか、少しピークをずらして入店するのが得策だ。また、セルフ式なので注文はカウンターで先に済ませてから席へ。初めてでも戸惑うことはないが、メニューの種類が多いため、事前にある程度候補を絞っておくとスムーズだ。
カウンターには焼き菓子やデザートが並び、注文カウンターにもメニュー表が置かれている。オーダーを迷ってしまうのは、もはやBLESS COFFEEに来た人の宿命のようなものかもしれない。それでいい。むしろその迷いの時間も、この店のひとつの楽しみ方だ。
BLESS COFFEE 京橋が愛され続ける理由
華やかさを競うような最新カフェとは対極にある。派手な内装もない、SNS映えを狙った奇抜なドリンクもない。それでもBLESS COFFEEに人が集まり続けるのは、何か根本的なものが揃っているからだ。
アクセスのよさ、手頃な価格、本格コーヒーへのこだわり、昭和の喫茶文化が宿る居心地。それぞれ単体では珍しくないかもしれないが、すべてが一つの場所に重なっている店は、意外と少ない。一人でも気軽に立ち寄れる居心地の良さが自慢だ。その言葉通り、BLESS COFFEEは「特別な日のための店」ではなく、日常に溶け込む場所として、京橋の街に静かに根を張っている。
エチオピアの豆の香りと、昭和の空気と、そこでしか生まれない時間。京橋を訪れる機会があれば、ぜひ4番出口を出てすぐの角に目を向けてみてほしい。